何も知らなかった僕でも、ただ一生懸命やっていたら楽しくなりました。

イトウ林産に入るまでの
ことを
教えてください。

元々父が大工で、僕も一緒にその仕事をしていました。それもあって木が好きなので、木造住宅をちゃんとやっているような工務店やハウスメーカーで働きたいなと思ってたんです。自分で調べたりハローワークに行ったりして探していたらたまたまイトウ林産を見つけて、工事現場の幕や看板で何回も見たことがある会社だ！ってびっくりしましたね。詳しくお話を聞いてまさに僕がやりたい仕事ができそうな会社だと思い、迷わず入社を決めました。

今はどんな仕事を
していますか？

入社してからずっと現場監督をやっています。はじめは住宅をやっていたんですが、たまたまお寺の現場に行く機会があったのをきっかけに、気づいたら社寺をメインで担当するようになっていました。社寺って一度建てたら100年以上続くものなので、住宅よりも硬くてしっかりした木材を使うんですよ。その分材料のコストは上がるし、伝統のある建物を扱うのはプレッシャーもあります。でもその分やりがいは大きいし、お客様とのつながりが生まれるのも嬉しいですね。

入社してから大変だった
ことは
何ですか？

今でこそ社寺の建築についての知識や経験が増えてきましたが、やっぱり始めは何もわからなくて大変でした。社寺って結構特殊で、住宅と同じような場所に使う材料でも呼び方が全然違うし、独特な決まりごとみたいなのもたくさんあって。宮大工さんに教わりながら、わからないなりにとにかく一生懸命仕事をして覚えました。

宮大工さんって厳しい人もいるんですけど、みなさん自分の仕事に誇りを持っているから、こちらが学ぶ姿勢をきちんと見せたら喜んで教えてくれるんですよ。ありがたいですよね。おかげでたくさんのことを知れたし、もっと色々知りたいと思えるようにもなりました。

イトウ林産の魅力は
何だと思いますか？

まずは木にこだわって建物をつくっていることですね。僕自身そこに魅力を感じて入社を決めたので。あとは社員同士の距離感がほどよく近いこと。普段は一人一人が個々の仕事を頑張ってますけど、何かあったら相談しあったり手伝いあったりすることも多いんです。仕事で助け合えるかとか相談しやすい雰囲気かって、職場を選ぶ時にかなり大事なポイントじゃないですか。イトウ林産はそういう温かみがちゃんとある会社だと思いますよ。

仕事で大切にしている
ことを
教えてください。

もちろん現場のことも大事だけど、何よりもまずはお客様に喜んでもらうことを大事にしたいと思っています。家を建てるのってお客様からすると一生に一度の買い物だし大イベントですからね。喜んでもらうには、建物の仕上がりだけじゃなくて信頼関係も大事だと思うので、現場に行く時はできるだけお客様と顔を合わせてお話をするようにしています。工事でどこをどうするかの話や進み具合の話をするのはもちろん、お茶を飲みながら世間話をしたりもしますよ。

これからの目標を
聞かせてください。

自分がいちばん新入りなんですけど、これから新しい人が入ってきてくれたら色々教えてあげたいですね。自分自身の目標ももちろんありますけど、今はそれが一番楽しみです。